島根あさひ盲導犬パピープロジェクト スタート

ヴィッキー

2008年10月02日 00:02



雨続きで急に晩秋のように冷えた東京でしたが、台風が
直撃することもなく、週末はになりそうです。


昨日、『日本にはシェルターがない』と書きましたが、本日から
運営開始される「島根あさひ盲導犬訓練センター」。ここでの
大きなニュースは受刑者が盲導犬パピー(子犬)を育てる、
「島根あさひ盲導犬パピープロジェクト(略称)」も同時に始動
されることです。




コンセプトは「受刑者が役に立つ喜びや達成する喜びを感じる
ことで、社会復帰の促進も期待できる」・・・というで、日本では
初めての試み。すごく良いことだよね♪


日本盲導犬協会としては1匹も多くの盲導犬を育てることで、
視覚障害者福祉向上に貢献でき、さらに「盲導犬」を介在した
人の心のつながりを広げ、より良い社会、より心豊かな社会の
ために貢献していくという活動なんだそうです。
(以下は日本盲導犬協会のHPより)



『島根あさひプロジェクト
(島根あさひ盲導犬パピープロジェクト)について』
 
【プロジェクトの使命】
盲導犬育成事業への貢献
・盲導犬の育成増に貢献する
・動物福祉に根ざした飼育を行う

再犯防止への貢献
・受刑者に社会貢献の機会を与える
・受刑者の心の修復を促す

地域社会への貢献
・地域域ぐるみの社会貢献を促進する
・地域の障害者福祉を促進する




【プロジェクトの骨子】
・受刑者とボランティアの連携

受刑者は、月曜日朝~金曜日夕方のパピーウォーキングを
担当します。週末は、近隣ボランティアの家庭「ウィークエンド
パピーウォーカー」に協力してもらい、社会復帰促進センター
の中だけでは経験できないことを子犬に体験させます。

この時期は、犬の社会化(様々な社会の環境に慣れること)
にとって重要な時期でもあるからです。パピーウォーカー
手帳を相互につけ飼育情報を共有します


・受刑者と受刑者の連携・協力

1頭の盲導犬パピーを主担当、副担当で担当します。
担当者が所属するユニット(受刑者が日常生活を送る基本
単位。60人で構成)に対しても、盲導犬や視覚障害者福祉の
教育を行い、ユニット全体の協力体制を作ります。


・教育プログラム

主担当と副担当には、毎週レクチャーを行います。子犬の
飼育状況を確認し、子犬の成長に合わせて、飼育管理に
必要な知識と技術を教えていきます。受刑者が盲導犬や
視覚障害について理解し、プロジェクトの意義とやりがいを
感じられるように指導していきます。



・・・というものです。

このプロジェクトが成功することで、盲導犬だけではなく
保護されたワンにゃんたちの里親探しや使役犬への
教育プログラムの確立、ひいてはシェルターの設立にも
行政が積極的に取り組んでくれたら良いなって思います。

日本盲導犬協会の活動にご支援をお願いいたします。




ヴィッキーはまた早朝から月島のパトロールに付き合って
あげなくちゃいけないし・・・。

美容と健康のためにもう寝ます。



今日も皆様にとって素敵な一日となりますように
そして元気で楽しく過ごせますように・・・。
お・や・す・み・な・さ・い

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