気になる子

2008年01月16日

気になる子

ヴィッキーです。昨日(?)のブログ『レスキュー』に
たくさんのアクセスと、そしてメッセージをいただき
ありがとうございます。

いつも仲良くしてもらっているぶんちゃんも、ハワイで
のびのび泳いでいるレボちゃんも、今のママたちと
赤い糸で結ばれて、幸せになったワンだったんだね。

昨日も延々と書いちゃったけど、病気とかケガとか
突発的な事情で飼えなくなることもあると思うんです。
でも=保健所・・・という短絡的な発想をするのって
酷すぎると思うんです。


・・・そういう事情ではないのですが、
レスキューボランティアの『Happy Lubs』さんの
里親募集中の子の中で、とても気になる子がいます。
それは8歳の黒ラブ♀『らんちゃん』
気になる子
http://www.happylabs.jp/satooya.html
(スクロールするとらんちゃんの情報が出ます)


らんちゃんがレスキューされた経緯は、
【お年寄り(80歳)のご夫婦の家庭にて生活していたが
ご主人の体調不良が原因での保護依頼】だそうです。

この飼い主さんを批判するつもりでもありません。
ずーっとワンを飼ってこられた方かもしれません。
ただ、ワンの寿命を考えたら最期まで看取れると
思って飼ったのかなと・・・。


最近あまり聞かなくなりましたが(聞こえないだけ?)
有名私立のお受験のために犬を飼い(情操教育?)
無事に受かれば犬を捨ててしまう。・・・そんなことが
多かった時代もありました。

ワンだってみんながみんな丈夫なわけではなく、
ニンゲン同様に病気だってします。先天的な病気の
場合だってあります。もちろん老いてくれば介護も
必要になります。

・・・そういうことをいろいろと考えた上で、覚悟ももって
飼うべきなんじゃないかと思うんです。


昨春、お母さんが身体すら動かせないくらい右腕全体が
痛くなったときも、ヴィッキーの散歩には行ってくれました。
(だってヴィッキーは外でしかトイレができないんだもん・・・)
それ以上状態が酷くなったら、犬友のママにお願いをする
ことになっていたようです。

常に最悪のことばかりを考えていられないかもしれないけど、
いざと言う時にSOSできる人は絶対に必要だよね。



らんちゃんの場合は、この飼い主さんの大切な娘だったのだと
思います。だからこそ保健所などに連れて行くこともなく、
『Happy Lubs』さんに助けを求めてくれたんだと思います。

我が家はマンション住まいなので多頭飼いは無理なのが
本当に残念だけど、お母さんもヴィッキーもらんちゃんが
8歳なだけにとても気になっています。(もちろん他の子も・・・)

お母さんにお仕事を頑張ってもらって、住環境を整えて
くれたらな~って思います。1人でも多くのワンズが幸せを
つかめるように・・・。



同じカテゴリー(ヴィッキー)の記事
がーーーーん!
がーーーーん!(2010-05-05 00:38)


Posted by ヴィッキー at 00:45│Comments(4)ヴィッキー
コメントを残してくださって、ありがとワンワン♪
お受験のためって何??
僕たちは道具じゃないよっ!

ママは以前、車にはねられ(早期リタイアはこのため)手足に障害があるんだ。
でも自分が調子悪い時は、シッターさんにお散歩頼んでくれる(僕もお外しかトイレできないの)
普段は杖でがんばってお散歩してくれる(夜中でも)
みんなママのようになれとはいわないけど、障害者でも精一杯僕みたいな子を引き取ってくれる人もいるんだよ。
健康なら僕の仲間たちを助けてほしいな。
Posted by bun at 2008年01月16日 06:42
【ぶんちゃん】
早起きのぶんちゃん、いつもメッセージ
ありがとワン♪

お受験のため・・・というのはぶんちゃんが
生まれる前にかなり話題になっていたの。

有名私立小学校とかの面接で、子供が
『犬を飼っています』と答えると、その子の
家庭は小さい頃から情操教育にも熱心だ
ということで、ポイントが上がる・・・だから
こぞって犬が飼われたんだよ。

合格カーディガンとか、合格バッグとかと
違って、ワンズは道具じゃないのにね。


ぶんちゃんは本当に優しい優しいママに
出会えて良かったね。
ヴィッキーの場合、お母さんはお仕事から
帰ってくるとウザイ位にいじられるんだけど、
昼間はお留守番させてばかりだからって、
お母さんなりに時間は短くても愛情は濃く
・・・って思っているみたい。まあウザくても
12年の付き合いだから許してあげてるの♪


ぶんちゃんみたいな幸せをつかむ赤い糸。
里親を待っているみんなにも、レスキュー
すらされていない保健所のワンズにも
きっと誰かにつながっていると思うの。

・・・ていうか、どのワンズも誰も保健所に
連れて行かれずに済むような社会に
一日も早くなってほしいです。
Posted by ヴィッキーヴィッキー at 2008年01月16日 08:43
また熱くなってもいいですか~?(笑)
ペットを平気で捨ててしまうなんて、単なるポイント稼ぎの情操教育以前の問題で、結果的に子どもに「命を粗末に扱ってもかまわない」という最低な教育をするのと同じ事だと私は思います。
豊かになりすぎた現代、人して最も大切なことを失いつつありますよね。

お年寄りの方が、ペットを飼うことによって癒され元気がでた、希望が持てた等、ペットの存在の素晴らしさを改めて感じさせてくれる話を、確かに耳にします。
そう・・ただ、最期まで面倒を見れるのかという問題が生じてしまうわけで・・。
とある70歳の女性に、犬を飼おうか迷ってるという相談を受け、ものすごく迷いましたが、正直に私の考えを述べ、飼わないことを納得してくれました。
お年寄り同士、もっともっとコミュニティーを広げられる機会があれば、楽しい生活を送れるはずなんですけどね。

らんちゃん、いい飼い主さんさが見つかるといいですね。こんなに穏やかな目をしてる可愛いわんちゃんなのに。。。元の飼い主さんに大切にされてたのは、間違いないですよね。切なくなります・・・。

将来、日本も保健所という制度が完全になくなり、シェルターというシステムが浸透していくことを願っています。
Posted by メイ@Lazy boy at 2008年01月16日 14:48
【メイさん】
実際にボランティアをされているお立場からのメッセージ
本当に心に染み入ります。

命を粗末にしていて何が情操教育だ!って思います。
たまごっちやゲームのように生き返るわけじゃないのに!


でも子供であれお年寄りであれ、心の病んだ人にも
ペットセラピーって本当に大切だと思うんですよね。
大型犬を飼うのが夢だったおじいちゃんは64歳の時に
ロッキーお兄ちゃんを飼い始めたけど、今じゃあ
『スーパーじいちゃん』っていわれているくらい
若々しいんだよ。


そういう効果もあるから、年齢だけでは反対もできない
けれど、老犬になってもちゃんと面倒をみれるのか
抱ける大きさなのか、自分が具合悪い時は他に面倒を
見てくれる家族がいるのかなど、慎重になって欲しい。

たとえ飼わなくてもペットと接することができる機会は
いくらでももてると思うんです。(ラジオ体操の皆さんと
ヴィッキーみたいにねっ♪)


らんちゃん、本当に穏やかそうですよね。
らんちゃん以外の子も命の期限・・・という心配もせずに
里親探しができるようになって欲しいです。

レスキューというボランティアも、ここ数年増えてきた
ように思います。まずは小さな一歩から、社会が変わって
くれたらいいな・・。
Posted by ヴィッキーヴィッキー at 2008年01月16日 16:17
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

マイアルバム
< 2024年05月 >
S M T W T F S
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
Archives
オーナーへメッセージ
Access Counter

ガンバレ、きな子!


現実から目を背けないで・・・。