アスリート犬ヴィッキー筋肉疲労の日々

日曜日もピーカンでしたが、北風がびゅうびゅうで
『爪切り』をしていただくために『井元動物病院』に
行こうとおもっていたけど止めました。

だってお母さんが『佃大橋の上は風がもっと吹くし
ヴィッキー飛ばされちゃうよ』って。『でもお母さんが
重石になってくれるから大丈夫』と思ったんだけど
風邪をひくとまたお母さんが大騒ぎをして困るから
来週にしたの。オトナの選択でしょ？




さてさて少し前のお話ですが・・・。
ヴィッキーとお母さんは、『お引越し』について何度か
家族会議を開きました。今のお部屋はとても条件が
良いのだけど、もう少し広くて、日当たりの良い（広い）
バルコニーがあるお部屋なら良いな～ってね。

ただね、引っ越す場所（街）ってすっごく悩むよね。
ヴィッキーは井元先生が好きだから、病院を変える
のは絶対になのはお母さんもわかっているし
何かあった時のことを考えると、井元動物病院のある
銀座2丁目に住めば会社はもっと近くなるし・・・。

とはいえ病院に毎日通うわけでもないし、やっぱり
大好きな『月島』を離れたくないな～って思ったの。


『だって、仲良しのおばあちゃん達が泣いちゃうもん』

そんな時に見つけたのは、タワーマンションの14階。
東南向きで隅田川も豊洲の夜景もキレイなお部屋です。
一番の懸念だったヴィッキーのサイズ（20キロ）もOK！
『こりゃもう、引っ越すしかないでしょ』・・・と直前まで
ヴィッキーもお母さんも思っていたんですよ。
・・・でもね、止めたんです。




・・・というのもかなり多くの住人さんがいらっしゃるので
廊下やエレベーター、エントランスと、犬は抱かなくては
いけないのです。抱けなかったら『犬用ベビーカー』を
使うしかありません。

ヴィッキーの『愛車』といったら、27キロまでOKの


あれっ？どこにアゴを乗せてるの？


伏せて乗るとこんな感じで少々はみ出ちゃうんです。
座れば頭がすれすれだけど、ジッパーも閉まります。



もう少し大きいと理想だけど、畳めるしカバーもあるし。
お腹の不調時や熱中症騒ぎの時に、また住吉神社の
お祭りの時など、それなりにお世話になってきました。

ただ、出入りは自力なら前の三角ステップか後ろ側。
ステップはさほど乗りやすくもないし、後部は踏み台
無しでは上がれない高さなので、やっぱりお母さんに
抱き上げられることになります。




小さなワンちゃんは何気なく抱けると思いますが、
大型犬の抱き方は
①犬が立った姿勢のまま、腕を（首または）胸の下に回し、
③反対の腕を犬のお尻の後ろから反対側へ回し、お尻を
　　自分の上腕に乗せ、犬の膝に手を引っ掛けるような
　　感覚で自分の体に引き寄せるんです。


両手で作った大きな輪に犬の体を入れる様な形かな？
これは後足を折りたたまれるような感じで抱かれるから
うまく抱いてくれないと関節が痛いの。それをね、朝晩の
お散歩で乗って降りて乗って降りて乗って降りて乗って
降りて・・・と毎日8回しなくちゃいけないの。

しかも、抱くほうのお母さんとしても、ヴィッキーがしっかり
立っていればこそできることで、後足が弱ってきたりしたら
たぶん補助用のベルトとか、取っ手付きのハーネスとか
使って何とかベビーカーの乗せることができても、簡単に
降ろせないと思うの。



最近チェックした『HoundAbout　大型カート』


位置が低いから乗り降りが楽そうだけど、抱かれて
乗る際にはフレームが邪魔・・・というか開口部が狭いし




ご存知『ぺピイ』で扱っている『ペットポーター』
こちらも出入りが楽とはいえ、自分で乗り降りできる
うちはいいけど、抱いて乗せる場合には下でも上でも
しんどいことには変わりないし・・・。（こちらはもっと
乗り降りしやすくて大きな『ペットポーターデラックス』
もあるのですが、あくまでも自力歩行用なんだよね。



かといって以前から気にしている『スポーツワゴンバギー』






これはいろいろな使い方ができるけど、抱いて乗り降り
するには、フレームがちょっと邪魔になりそうな気が
するんだよね。



・・・となったらやっぱり

この『お散歩カート？』　
大きさの割りに軽いし台車よりは見栄えはまあまあ
畳めるみたいだけど、このまま置ける場所がないなら
毎回畳まなくちゃいけないんだよね・・・。



もちろん引越しのことでとある方にご相談もしました。
この方は現在愛犬の介護されていて、『本で見たり、
経験者さんに聞いていたとはいえ、実際に介護して
いると本当に大変なのが身にしみる』とのことでした。

『日当たりの良いバルコニーも良いけど、やはり簡単に
出入りできる１階のお部屋の方が楽なんじゃない？』
・・・そういわれたらますますもって、犬用ベビーカーを
買い換えたとしても、ヴィッキーの足に負担を掛けるの
では・・・とお母さんが思い始めたんです。




今のお家なら、お母さんの帰りを待ちながら寝てても


『ヴィッキー、ボクだよ。まだ寝ているの？』って
お散歩ついでにベルちゃんが毎日寄ってくれるから
引きこもり犬にはなる（？）心配はないし・・・。

もしもお母さんが出張先のトラブルで帰れなくても
『お散歩とご飯は任せて！』とチーちゃんのママが
といってくださっているし・・・。


しかも愛用のベビーカーに乗るときには


玄関前のこの段差を利用して、犬用ベビーカーの
後ろ部分から無理なく乗って、降りる時もバックでOK
（ヴィッキーは『バック』ができる犬なんだよん！）
何といってもラジオ体操の会場である公園が目の前。
だから寝坊しても間に合うし！

やっぱり、『今のお家』が一番住みやすいんだねって
お母さんともども気がついたんだよね。




今から『介護』って言われてもピンと来ないけど、
13歳のハイシニア犬なのは事実だからね。だけど
『行き当たりばったり』で計画性のないお母さんが
ヴィッキーの介護については考えてくれているなら
一応って感謝しておこうかな？
（これでおやつに焼き芋ゲットだぁ！）


今日も皆様にとって素敵な一日となりますように
そして元気で楽しく過ごせますように・・・